透明なこころでありたい

夢ばかり

 独身時代の夢ばかりみる。
 昔の職場のおっさんたちに連れていかれた、三宮東門筋とか。
 上司のお気に入りだった、ママの手作りの肴が美味なカウンターだけの小さなスナックとか。
 もしくは元町の古い商店街。
 まだまだ震災前の街並み。

 実際よりもスラム化してしまっているその商店街を母と歩く。
 母はまだ新婚当時、父の転勤で神戸の御影の山手で暮らしていて、よく元町で買い物をしていた。
 その頃のお店でまだ残っているのはどこ?私が訊ねる。
 「三越がなくなっちゃったねぇ」母が答える。
 母の記憶を取り戻そうとさんちかを歩く。
 母は新しい店の方ばかり興味をそそられていく。
 シルクのリボンの髪留めを2万円で売っている店に私が気を取られている隙に、母はいなくなる。
 たぶんこっち、と追いかける先に阪急電車のターミナルがある。
 イメージがJR神戸の地下街と重なっているようだ。
 それとも震災で壊れる前の阪急三宮の西口か。

 スナックのカウンターで、私が未だに許せずにいる上司がカラオケのマイクを握っている。
 私の感情はまだ彼を憎む前の状態のようで、笑いながら「次は十八番の『いとしのエリー』で」とかなんとかリクエストしている。
 店を出て螺旋階段を下りていく私たちを、店のママと女の子たちが見送ってくれる。
 おっさんたちといくと、水割りしか飲ませてもらえない。
 ほんとのほんとは、ストレートが好きなんだけどね。それじゃお店の商売にならないね。私アルコール弱いもんね。

 「おーいなかさん、次の店いくぞ」
 そう呼びとめられているのを知りながら、私は駅までひたすら走る。
 逃げる。
 たかが宴席の付き合い。人と賑やかに飲むのはキライじゃない。
 だからいつも一次会で帰ると行っているのに。
 私なんか相手にせずにスナックの女の子と遊んでるのに、どうして無理やり連れていかれるのか。
 鎖が面倒くさい。ほどくテクニックは知っている。
 「もう酔いすぎたからこのへんで」と愛想よく笑って帰ればいいのだ。
 ああもうでもそんなもの面倒くさい。すべて。すべて。

 母はやっぱり、駅の改札をおりた階段のところのデパートへ入るエスカレーターの前にいる。
 つかまえなければ。
 とにかく、とにかく。 
 
 
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母、登園拒否中

 月曜日から2日続けてちびたちとひきこもり。
 私の体が午前中動かなくなってしまったのである。
 娘の保育園通園の時は順調だったのに、新しい問題が少々増えて、荷重オーバーとなり、棚がバキッと落っこちてしまった感じだ。
 新しい問題っつったって、大したことない、むしろありがたい話なのだけど。
 なんでこんなことで。
 と思いつつ。

 思春期の中学生みたいに朝は頭痛と体中のだるさと痛みと吐き気に襲われ、そのまま午前中は寝込んでしまい、午後というより夕方になってから活動開始。
 ちびたちの食事の用意がやっとこさっとこ。
 やれやれ、四十路過ぎて未だに精神年齢十代か。あほたれのへたれめ。

 明日は息子の幼稚園は午前中で終わる。
 提出期限の切れた書類いっぱい持って、明日こそ行かねば。
 どうにか気合いが入らぬものか<ぢぶん。

親が親なら娘も娘

 さて、4月1日が娘の保育園デビューの日。
 相棒が午前中休みをとってくれたので、送迎は一家で行けた。

 私の兄は重度の脳性まひだったので、私は3歳頃から保育園に預けられていた。
 自分では保育園で母親が去るのを泣いて追いかけた記憶とか全然無い。
 それよりも、家の中では叱られてばかりなので、保育園に行くと楽しくて仕方なかった。
 先生方はみな我が家の事情を知っているので、何故か私はかなり先生方に贔屓されていたようにも思う。私は何を書いても、遊びで他の子とちがうことをやっても、何をやっても褒められていた。
 普段家で叱られてばかりの私にとって、保育園はすんごく居心地の良い場所だった。

 しかし、娘は私とちがってかなりのママっ子。
 息子と通っていた療育教室でも、先生方と遊んだり抱っこされるのを嫌がり、「ママー、ママー」と泣き叫んでトイレでも給湯室でもどこでも追いかけてきていたのだ。
 なので、初登園の日、私は少し心配していた。「泣いて追っかけてくるかな~」と。

 やはり、初めての場所と人が苦手な娘は私にすがりつき、なかなか離れなかった。
 慣らし保育ということで、初日は11時にお迎えに来ることに。
 先生がままごと遊びで気を引いてくれている間に教室を出たのだが。
 門を出る時、「ママー、ママー」と騒ぐ娘の声が聞こえた。

 さて、あっという間に約束のお迎え時間。
 初日はどうだったろうか。ずっと泣いてたのかも。
 おそるおそる部屋に入っていくと、娘が「ママー」と私を見つけて飛んできた・・・というようなことはなく。
 ひたすらままごと遊びに夢中になっていた(ちょっとがっかり)。
 先生によると「最初はママがいない、探しにいこう、って言ってましたけど、お庭で砂遊びしたらご機嫌になって」
 なるほど・・・。娘らしい。

 
 で、翌日。
 今度はバスで息子と送迎。
 部屋へ入ろうとすると、外のすべり台をすべりたがって飛び出そうとするのを必死で抑え、準備をしてから「じゃあまた迎えに来るからね」というと、笑顔で「はぁーい」。
 もう慣れたのね・・・。
 じゃあいったん家に戻って・・・と思ったら、息子がいない。
 年長さんの組、年中さんの組、あらゆる部屋に入り込んで部屋の中を走り回り、そこらで靴下を脱ぎ、こっちで靴を脱ぎ、どっかで上着を脱ぎ。
 「アンター、どこに上着置いてきたん!?」怒鳴ってみるも、それがわかれば障害児じゃないわな(嘆息)。
 なんとかやっと息子の上着を見つけることができ、帰りのバスの時間にも間に合った。
 
 で、洗濯物を干したり朝食の茶碗を片付けてる間にお迎えの時間に(田舎のバスは不便ですさかいに)。
 今度は息子に「アンタが入っていいのは、ハナちゃんのいるさくら組だけ!それ以外の教室に入っちゃだめだよ。外の滑り台やブランコで遊ぶのはいいからね」と言い聞かせる。
 で、娘の部屋へ行くと。
 「ヤダアーハナちゃんまだおうち帰んない!もっと遊ぶの!」
 帰宅をいやがり逃げ回る娘。
 
 無理やり抱きかかえて靴を履かせると、今度は一目散に庭にある遊具に飛んで行き、ウンテイを登ろうとするわ、すべり台すべるわ、ブランコ漕ぐわ・・・。
 追いかけるのもしんどいです、ハイ。

 おかげさまで、娘はすっかり保育園が気に入っておりまして、今日なんかは朝も「じゃねー」と手を振って好きなおもちゃの方にかけて行き。
 迎えに行っても一通り外の遊具で遊ばないと帰りません。
 
 また反面、親である私も息子と二人だけで移動するのがもんのすごく楽!
 息子はバスの乗降も一人でできるし、手をつながなくても危ない方へは走って行かないし。
 家で洗濯物干すときにも必ず邪魔する娘がいないとペースが速い速い。
 
 「ハナちゃんいないと楽でええわぁー」と思ってしまった。

 いやほんと、親が親なら娘も娘。似たもの同士かもね~。
  

毎日かあさんのアニメ

えっと、毎日嫌気がさしてきております。
何に?

テレビ東京の新アニメ『毎日かあさん』に!!

毎日新聞連載中の、西原理恵子先生のこの原作漫画がだーいすきな私は、アニメ化と聞いて勿論DVDに録画しましたとも。
そんでもって、見ましたがな。
ほほー、原作より毒気はずいぶんないし、息子の頭をごつんとぶんなぐるシーンとかはやはりテレビ局的に問題なんだろうな。
でも、森公美子の声はぴったりだし、アニメだと絵がキレイで(爆)見やすいし、いいじゃなーい。
予想以上の出来栄えかも。(芸能人のシーンはいらんが。私狩野英孝全くダメなので)

では何が問題なの?
はい、それは。
うちの自閉症息子、ひたすらこだわる男4歳が、このアニメにどハマりしてしまったのであります。

毎日5回は見せてくれとせがむ。
見せるたびに興奮して奇声をあげて走り回りはしゃぎ回り笑い転げる。
迷惑なことこの上ない。
しかも毎日5回も見れば、私も娘も正直飽きた。

息子一人飽きない。何度見ても大笑い。
ことに、春に熱海の海で子供たちが何度も海に溺れるシーンがお気に入りで、涎たれてまで笑いこけておるのである。

・・・もぉええやんかぁ・・・(半泣)

あれやこれやの日々

 ああ気づいたらネットにアクセスできぬまま、また数日が過ぎてしまいました。
 今日は何が何でも生協にネット注文しないと。
 なのに、まだ洗濯物も干せていないという・・・家の中荒れ放題という・・・(猛反省)。

 4月1日から娘の保育園送迎が始まり、息子と共にバスに乗って散歩気分で行ったり来たり。
 登園して娘の荷物をあれこれ整理したり用意したり、先生と相談している間によその部屋へ入って走り回る息子(滝汗)。
 毎度毎度、送る際には兄ちゃんを取り押さえるのに必死。
 お迎えの時には帰りたがらず遊びたがる娘を抑えつけて帰宅準備させるのに必死。
 (まあ早く慣れてくれて嬉しいんだけど)。

 昨日の8日は息子の入園式。
 準備やあれやで前日から緊張したりイライラしたりしていたせいか、今日はどっと疲れが。
 しかも娘は痰がからんだ咳と鼻水がすごいし、息子に至っては入園式ではしゃぎまくったせいか微熱出しております。
 いきなり入園式の翌日から二人休ませましたが、一番疲れてたのは母ちゃんです(爆)。

 ひっさびさに午前中動けません。
 重力に逆らえません。
 ガラパゴス諸島で日向ぼっこ中の海イグアナ状態になりました。
 ああ鬱病って面倒くさい。疲れるとすぐアウトなんてねぇ・・・とほー。
 さあ、そろそろ活動開始せねば。
 
 コメントへのお返事今しばらくお待ちくださいませ。
 初保育園登園、毎日かあさんのアニメ化、入園式、息子のゲロりん&ウンコもらし(え?読みたくない?:苦笑)色々ネタもございますので、おいおいご披露をば。
 
 それでは鬱病で肌荒れひどくてプレ更年期で免疫低下で体ボロボロでケツがでかくて「通行の邪魔だ」とメタボを極めてる相棒にののしられてる(アンタだけには言われたないわ!)ダラ奥から、一家の主婦に「ヘーンシン!」してきます。ああ、洗濯物干さなきゃ(今はもう午後~:恥)。
  

療育教室卒業の日

 息子が3歳2か月、娘が生後11か月だった、2年前の7月から通い続けた市の療育教室。
 3月31日火曜日を持って、卒業することになりました。
 最初のころは週3回で、娘も小さかったので、お休みばかり。
 しかし、去年からは週2回になり、お昼も食べてゆっくり遊んで帰るようになり。
 自閉傾向があったり、言葉が遅れていたり、人とうまくコミュニケーションがとれない子が集まる教室だったので、結局息子はいつも同じようなおもちゃで寝そべって遊んでばかりでしたが、この教室でとりいれられていた感覚統合の遊びで少しずつ公園の遊具で遊べるようになり、パニックばかりだったのが順番などの秩序を覚え、友達との譲り合いや、呼ばれたら返事する、自分の名前を言う、などの社会的生活の練習を重ねてきて、本当に成長してくれたと思っています。

 娘も、まだまだ赤ちゃんだったので、授乳の時には部屋の隅に囲いを作ってもらって授乳したり、他のお母さん方にかわいがってもらったり、年上の子供たちに囲まれてずい分幸せな時間を過ごさせてもらったと思います。

 とりあえず、4月からはお兄ちゃんは障害児対応の県立聾学校の幼稚部で、娘は保育園での新生活が始まります。
 そういうわけで、一旦療育教室からは卒業。
 でも、夏休みなどの長期休暇ではまたこちらに来させてもらおうと思っています。
 この療育教室で20年以上も指導されて障害児に関わってこられたF先生には、親身になって相談に乗っていただき、子供が問題行動を起こす理由と対処法を教えていただいて、本当に感謝しています。
 また、去年からお世話になったS先生にも、娘がすっかりなつき、親の会での遠足では我が家の当番のように娘と息子の世話をしてもらい、写真もたくさん撮っていただいたり。

 同じ幼稚部へ進級するお友達や、療育教室の親の会や、病院での親の会などでまた会えるお子さんやお母さん方もいらっしゃるけれど、そうではなく地元の幼稚園に進級していくお友達とはもう会えません。
 息子に「○○ちゃんともう最後だから、ちゃんとごあいさつしよう」とうながしても、悲しいのやさびしいのが大の苦手の息子はただひたすらむきになって、真剣な顔で室内を匍匐前進(意味不明)。
 大丈夫だよ、同じ市内なんだから、またどっかで会えるよ。
 そしたら、君のいつものとびっきりの笑顔で話しかけたらいいんだよ。
 あんたは昔っから「ぴよ君はやさしい顔してるねぇ~」って大人たちから言われてたんだから。

 週二回のお楽しみだった楽しい楽しい教室。
 ばいばい、そしてまったね~♪
  

地球の緑

 グリムスで2本目が発芽したてのかわゆい双葉を出しておりまするが、成長して大人になった1本目が最後の日、地球の上に大きく枝を拡げてくれました。
 ああ、なんとなく嬉しかった。
 期待の2本目はどんな枝ぶりになるんでしょうか。
 今度はあまりしおれさせないようにがんばって投稿していきたいと思います。

グリムス1本目植樹

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プロフィール

なかさん☆

Author:なかさん☆
鬱病回復途中。更年期障害。
長男自閉症。長女甘えんぼ。
家族総デブ。色々とやばい。


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