透明なこころでありたい

息子と娘のケンカは両成敗

 最近自分の兄が普通でないことを恥ずかしく思い始めた娘。
 相変わらず、自分の主張が通らないと金切り声を張り上げて相手を威嚇する息子。
 兄妹ケンカは毎日大騒ぎです。
 しかも大抵くっだらない理由。
 息子がトミカで遊んでいる場所に娘がやってきてお人形で遊び始める。
 
 もう邪魔!あっちへいけー、いかない!ここで遊ぶ!もう!ハナちゃんなんか大嫌い!出てけ―!お兄ちゃんこそあっちいけー!!きぃぃぃぃ!!ぎゃー!!バカバカお兄ちゃんのバカ!きぃぃぃぃぃ!ぎゃー!ぎゃー!!いたい、いたい!えええええええん!!

 怒りだした息子が娘に噛みついたり叩いたりともう阿鼻叫喚。
 娘も息子を叩いたりしてますが、やはり年上のが強いし。

 そこらへんで「どーしたどーした」と母登場。

 母が鬱悪化の時「やかましい!うるさいんじゃ!泣くな!」といきなり二人にぶちぎれる。
 母がマトモな時「どうしてケンカしたの?ハナちゃん叩いちゃだめでしょう!噛みつくなんて絶対ダメ。ハナちゃんもぴよ蔵に構いすぎないでって、いつもママ教えてるでしょ?」と仲裁に入る。
 母がどうかしてる時「お?何ケンカみたいに大騒ぎしてんの?なになに、ぴよ蔵が邪魔であっち行け?ハナちゃんがうっとおしいあっち行け?ははーん、わかった、あんたたち本当はぴたぴたくっついていちゃいちゃしたいんやな!!」
 と兄妹二人の体をぎゅうとくっつけ、それぞれの体を揉みしだく。
 母にお尻や腹を揉まれまくるというセクハラを受け、兄妹共に戦意喪失。
 いつの間にやら三人がゲラゲラ笑いながらくっついてごろごろ転がってる。

 いずれにせよ、我が家では兄妹ケンカは両成敗です。


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コメント、拍手をどうもありがとう

 ずどん、と気持ちが落ちてからブログも殆ど更新せずにおりましたが、最近なんとか長文を読んだり、文章を綴ったり、ボケたおつむながら物事を考えたりできるようになってきました。
 何度もコメントを下さったり、拍手で応援して下さった方々、どうも有難うございました。
 少々対人恐怖も入っておりまして、個人的にやりとりができず大変失礼いたしました。
 純粋なお気持ちのこもった言葉を頂きながら、本当に申し訳ありません。
 ぼちぼち、自分の生活を立て直して参りたいと思っております。
 この数カ月、ゴミ出しもロクに出来てなかったり。
 汚部屋も極みに達しております・・・本当に家族に顔向けできない有り様。

 
 夏休みもあと三日。
 だらけきった毎日を締めあげなければ(焦)。

食事風景の変遷

 むかしむかし、昭和時代の2/3くらいまでは、食事はおとなしく行儀よく食べるもんでした。
 子供たちは親からそういう躾を受けて育ってきた。
 食事中の箸の使い方、茶碗の持ち方、犬食いはしちゃいけません、音を立ててはいけません、食器をがちゃがちゃいわせちゃいけません、おしゃべりしちゃいけません、立ち歩きながらなにか食べるなんてとんでもない。

 多分、大阪の万国博覧会あたりから日本人の意識が変わってきたんじゃないかな?
 私は幼児の頃、遊園地でファンタを立ったまま飲もうとして、親にかなり叱られた記憶があります。
 そこにベンチがあるでしょう!ベンチに腰掛けて飲みなさいって。
 今時のグルメリポーターの振る舞いなんざ、祖母が生きていたらひっくりかえるんじゃないかなぁ、と思ったり。

 グルメ番組では、いかにオーバーなリアクションを見せ、味について表現するか、という点でリポーターの値打ちが決まるようです。
 上向いて、大口あけてコロッケをぱくつく。そういうのが受ける。
 意地汚い、なんて悪口言う人はいなくなりました。
 ま、それはそれで楽しそうなんだからいいんでしょう。
 ただ、私はやっぱりご飯食べてるタレントさんのお茶碗の持ち方や箸裁きが気になってしまう。
 お椀をかかえこむようにして食べてる美人女優にがっかり、って感じ。

 さて、今読んでいる最中なのがこれ。↓
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平松 洋子

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 食べる事をこころから愉しんでいるエッセイです。
 なんといっても、文章がふくよかで楽しい。
 おいしい料理の味がどういう風に舌の上でふくらんでいくかを想像させてくれます。
 さらに料理する時の音、食器がかちりと鳴る音までも聞こえるかのように。

 で、嬉しいのはきっとこの人はお行儀よく、きれいに食事をするんだろうな、と思わせるところ。
 お酒をひとり愉しむ時も、ほどよく杯やコップを美しく持ち上げているように感じる。
 食事に対して真摯で丁寧な人なのだなぁ。
 それでいてなんだか堅苦しさはみじんもなく、おいしそうな数々の料理の描写に食いしん坊ぶりがうかがえる。

 読み進みながら、ああ、楽しい人生ってこういうものなんだろうな、って思えました。
 かなりお気に入りの一冊になりそうです。


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パニックを落ち着ける方法

 地元小学校の特別支援学級に入学し、2年に進級した息子。
 1年生の間は、交流級のクラスメートとの違いを本人が気づいていなかったようだが、やはり2年にもなるとかなりの能力差が開いてきた。
 息子は幼稚園時代少人数で特別支援教育を受け、その丁寧な指導で培われた自信のおかげで、1年の間はパニくりながらも乗り切ってきた。
 しかし、徐々にクラスメートたちが難なくこなす事を自分ができないという現実を目の当たりにし、癇癪を起して手をつけられなくなることが増えてきたようだ。
 また、支援級の担任も生真面目で熱心なのだが、自閉症の扱いが上手な訳ではない。
 息子がパニックを起こした時の対処が火に油だったりするらしい。

 私が息子のパニックを鎮める方法は二通り。
 笑わせて気分転換させるか、体を触って触覚に刺激を与え、気分転換させるかどちらかの手を良く使う。

 息子は2歳を過ぎたあたりからひどい癇癪を起こす子だった。
 いつも昼寝をした後は最大級の金切り声で泣き叫び、こちらの神経まで切り裂かれるようだった。
 虐待されて絶叫してる子供なみの声を延々30分以上、下手すれば1時間以上も張り上げていた。
 風呂でシャワーを使っても絶叫する。
 なんの加減かしょっちゅう嘔吐を繰り返していたが、嘔吐の最中も吐しゃ物をまき散らしながら絶叫するといった有り様で、慰めても叱っても治まらず、こっちまで泣きたくなる有り様だった。

 なので、パニックを起こし始た際になんとかそれを止めるため、変な顔をして笑わせたのが最初。
 お尻を振りながら変な踊りを踊ったり、体をくすぐったり、言葉でやりとりができるようになってからは、関西人であることを生かし、「なんでやねーん」とツッコミ倒したり。
 子供なので、目先のことに興味を奪われると気分転換して、落ち着いてくれる。
 勿論それからまた再び思いだしてパニックがぶり返すのだが、繰り返しツッコミを入れる、笑わせる。繰り返し。

 パニックが酷くなった時はそれではきかなかったので、上にのしかかって押さえつけた。
 そしてひたすら抱きしめるようにした。
 息子は感覚過敏はあったが、私の肌に触れることは好んでいたので、抱きしめるのを嫌がる時は、手首の内側や二の腕の内側など体の柔らかい部分を撫でさせて落ち着かせた。
 それで少し落ち着いて来たら、体をくすぐってやる。
 とにかく泣きやんだらこっちの勝ち。

 それを積み重ねてきたこと、幼稚園での指導のおかげなどで、幸い今では家庭ではパニックを起こしてもさほど引きずらないし、落ち着いてからは自分から「さっきはごめんね」と謝ってくるようになった。

 だが、この方法は私ならではのやり方なので、般化できない。
 つまり学校では使えない。
 そして担任は真面目で熱心なのだが、ピンポイントを外すタイプ。(実際、息子一人にかまってはいられないし)
 6月に特別支援級主任と担任を交えて面談し、とりあえず病院でのSTとOTは必ず通うこと、その為に遅刻早退することは構わないこと、自分の気持ちを落ち着けるよすがになるようなもの(握り締められるやわらかいぬいぐるみとか)を学校に持ってきてもよいこと、という対策を採ることになった。
 それからサロンパスが出しているアロマグッズの『ココサロ』を持たせるようにした。
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 感覚過敏な息子は嗅覚にも敏感ですぐに「くさいくさい」と騒ぐが、逆にラベンダーなど花の香りをかいでうっとりと「いいかおりだね」と喜んだりもするので、「泣き叫びたくなったらこれを嗅いで落ち着いてごらん」とズボンのポケットに入れてやっている。
 彼にとってのお守りの一つになればいいなぁ、と思う。

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偏食だった息子に、新しいメニューを勧めるコツ

 我が家は『秘密のケンミンshow』というTV番組が好きでよく見ています。
 私は、関西から関東へやってきて、周囲や相棒との食文化や言葉、習慣の差などを常に感じているので、この番組の秘密の大阪というコーナーを見ながら、「その気持ち、めっちゃわかる!」と強く共感している。
 相棒は子供時代に東北地方を転々としたので、あちらの特集などかなり食いつきます。
 息子は鉄ちゃんだし、47都道府県漫画が好きなので「酒田市って山形なの!」などとこれまた食いつきがよろしい。
 娘はなぜか京一郎とはるみの転勤ドラマがお気に入り。

 先日、この番組で京都府民がこよなく愛する衣笠丼、というのをやっていて、これが何かといいますと油揚げと青ネギを煮て卵でとじた、関西全域で言うところの「きつね丼」でした。
 私は子供時代に外食を殆どしない家庭だったし、両親は広島県人だったのできつねどんぶりを食べた記憶はないのですが、番組を見ていてなんとなく食べたくなって、揚げのかわりに豆腐でつくってみました。

 もともと豆腐の卵とじは良く作っていて子供らの好物だったので、いんちききつねどんぶりも好評。
 ならば、と昨日油揚げをどんぶりよりは甘さ控えめに味付けして青ネギ(一応九条ネギ)と煮て卵でとじて出してみました。
 そしたら息子に「どうして豆腐じゃなくて揚げなの!俺は食べない!」とキレられた(笑)。 
 しかし母ちゃんはそこでめげない。
 しばらく他のおかずを食べて息子の気分が変わった頃あいをみて、「一口食べてみる?」とたずねる。
 この時息子は自分の好きな卵とじ丼という認識でお揚げが主役だということをうっかり忘れているので、「うん」と答える。
 すかさず一口ごはんをよそってきつねどんぶりの具をよそってやる。
 息子、完食。
 「どうだった?」
 「おいしかった」
 「また作ってもいい?」
 「うん」
 目新しいメニューを作る時はいつもこんな感じで結構面倒くさいです。
 とにかく「いや!」と絶叫してる間に無理強いすると「いや」が自分の中で強化されるので、一度目の拒絶はスルーして、食事に集中しだした頃に軽くすすめると食べることもある。
 息子の場合は結構こんな感じで食べられるメニューを増やしていきました。
 あとはテレビCMやアニメ、本に出て来る食べ物に自分から興味を持つこともありまして、食の細かった息子は食いしん坊に変身、いまや立派な肥満児です(あかんがな)。


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障害名告知:我が家の場合

 7月のある日。
 息子のOTリハの為に病院に行った。
 リハビリ室の引き戸を開けて中に入ったすぐのところに、「広汎性発達障害とは?」という、発達障害についての啓蒙ポスターが貼ってある。それはもう何年も前からである。
 最近知らない漢字の読み方を覚えるのがマイブームな息子が、そのポスターに気付いた。
 毎回見てるはずなんだけど、彼の意識にとまったのが初めてだったようだ。

 「ママ、これ何て読むの?」
 「こうはんせいはったつしょうがい、って書いてあるよ」
 「どういう意味?」
 「生まれつきの障害で育て方や環境には関係ない障害で、主な特徴は、コミュニケーション能力の障害・・・言葉の発達が遅い。オウム返し。会話が一方的で自分の興味関心事だけ話す。社会性能力の障害・・・他人との受け答えが苦手。他人の意図や感情が読み取りにくい。こだわり行動・固執・・・興味の偏りと決まりきったパターンへの固執。これらを兼ね備えている障害で、自閉症とも言う。まあつまり、アンタのことやね

 リハビリの受付待ってる1分間に告知しちゃいましたがな。

 行きがかり上とは言え、親も子も何の心構えもなくあっさりとその時は来てしまった。
 まあもともと、息子の前でタクシーの運転手さんやら、バスで乗り合わせた乗客やら、相棒の両親やらと息子の自閉症について説明したりしていたし、自分が一般的な他の子供と違う、というのは小学校に入学してから気付いた;ようだし。
 ポスターに載っている自分にとって目新しい言葉を知りたがった以外、息子は何の反応も示さなかった。
 意味がわかってないんかな?と思ったその時。
 
 突然息子が両手をばっさばっさと鳥が羽ばたく如く振り始めた。
 「・・・・・何やってんの??」
 「ペガサスの真似」
 「なんで??」
 「アスペルガーって」
 !!まさかの駄洒落ですか!! 
  次に何か長いモノをしょっている振りをし始めた。
 「今度は何?」
 「サラダに入れるやつ。ゆでて食べるの、俺が嫌いなやつ」
 「アスパラガス?」
  次には両手を脇にくっつけて左右に揺れる。
 「これはペンギン」
  ・・・ぺしか合うとらんがなー!! 

 どこまでわかってるのかどうなんだか。腹の中から入れるともう9年の付き合いだが、息子の思考回路はさっぱりわかりません。

知能指数の問題

 今を去ること5か月前の三月。
 息子を連れて児童相談所に参りました。
 療育手帳更新手続きの為に。
 前回とにかく時間がかかったので、春休み中の娘は相棒実家に預けて二人で行ってきた。

 前回並みにぐったりするほど時間がかかったあげく、結果は療育手帳更新できず、でした。

 知能指数の値が高くなったとのこと。とはいえ94だったんですが。
 担当の臨床心理士がおっしゃるには、もう平均知能という段階であり、療育手帳は知的障害をカバーするためのものなので、今回は支援対象外になります、ですと。
 4歳の時に初めて知能検査を受けた際には79で、当時80以下が知的ボーダーだと言われました。
 一般的には成長と共に周囲の伸びについていけなくなるから、年齢と共に知能指数は下がっていくものだという認識でいたので、まさか息子がそんなに知的に伸びると思っていなかった。
 正直、療育手帳が更新できないというのは衝撃でした。

 知的に伸びてくれたとしても、運動能力など含めて生活自立度は4歳7カ月相当という結果。
 中学生レベルの漢字も読めるし、語彙も豊富ではあるけれど、学校生活ではパニックをひん発し、一人歩きもできず、同い年の子とうまくあそぶことができない息子。
 
 ゆくゆくは福祉的な支援を受けての生活になるだろうから、中学からは特別支援校かも、という選択も念頭に入れても来ていたのですが、結局一番恐れていた「宙ぶらりん」状態に挟まってしまった。

 知的能力が高くても、思いっきりコドモ、というか独特の思考回路で行動する息子。
 これからどういう心持で子育てしていけばいいのか・・・どごーんと落ち込んでしまったのでした。
 高次脳機能障害の息子さんを抱えているママさんによると、障害児の療育は都市部の県北部と農村地帯の県南部では、10年の開きがあるとのこと。
 焦りが募る。

 そんなわけで、毎年長期休暇に利用していた児童デイサービスをこの夏休みは利用せず、子供らとみっちりびっちり一緒。あああああつくるしい。
 3月当初の焦りは少し落ち着いてはいるが、それはあえて「考えるな、何も考えるな」という思考停止の呪文を自分にかけているだけであって、焦燥感が消えることも無く。
 だらだらとタオルを首に巻いて汗をふきふき暮らしています。
  
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 お気に入りの池谷裕二氏の著作、『ゆらぐ脳』の装丁も手掛けている独特なかわいいイラストの、寄藤文平氏の『元素生活』をちまちま読み進めている。
 八重洲ブックセンターに先日初めて行って、相棒が専門書を探している間に元素関連のコーナーをうろうろしていて見つけた一冊。
 本当はニュートンの周期表にしようかと思ったけど、悩んだあげくにこっちにした。
 元素を今どき流行りのキャラクター化してくれていて、ぽつぽつ読むのが楽しいです。
 
元素生活 Wonderful Life With The ELEMENTS元素生活 Wonderful Life With The ELEMENTS
寄藤 文平

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祭りばやしは聞こえない

 去年、息子が地元の小学校に入学する際、学校側から子供会入会を勧めるプリントをもらった。
 我が家はアパートで町内会には入っていないし、近所づきあいもなく、息子の幼稚園のママたちは地区が違う人ばかり。
 情報が入らなかったので、子供会は強制参加だと思い代表に電話して入れていただいた。

 んがしかし。
 集団行動がとれず、パニックをすぐ起こし、母の私から離れられない息子が参加できるような行事は無く、登下校も集団下校に参加せず、親が送迎することになったため、加入したといっても会費だけ払って回覧板回すだけ、の状態。
 
 そんな我が家も子供会に関わる唯一の機会が、祭りのためのお花づくりあーんどお花売り。
 近所に大きな神社があり、そのお祭りは近隣地域を巻き込んでの大がかりなもので、結構な観光行事です。
 なので、地域住人たちはお祭りの為に寄付をする必要がありますのです。
 で、子供会としても寄付金集めの為にお花(五色の紙で折った花を竹の棒にとりつけたもの)を一対500円で売り歩くことにしているそうで。

 去年も折ったんだけど、今年は同じ班内の一軒が参加できないのでその分も含めて多く作って売るのだそうだ。

 これが面倒くさいし、肩凝るし、折っても折っても紙は減らない・・・一応売り物なので、子供らは戦力にならない(やらせてみたらぐちゃぐちゃにしそうだったので)。
 無報酬の内職、つらいわぁ~。

 そして、この二日がかりの大きな祭りは連休にかかるので、大抵我が家は相棒実家に帰省し、参加しない。
 なーんのためにやってるのかねぇ。
 下の子の幼稚園ママに聞いたら、結構子供会に不参加の人が多くてがーん、って感じでした。

 私は両親の地元ではないところで育ち、そこも都市部だったので、地域の祭りなんてせいぜい町内会の盆踊りや地蔵盆くらいしか覚えてませんし、祭りのために特別に何かやった記憶もない。
 大体、一番近くの神社も小さくておみこし担いでの祭りも無かったので・・・。
 古くからの住人の間では何か義務があったんでしょうが、新参者(30年以上住んでいてもね)の我が家はかやの外でした。
 
 この神社だけでなく、各地区の夏祭りがそれぞれ催されるので、夏前には祭りの準備のために、笛や太鼓の練習の音があちこちから聞こえてきます。
 本番の祭囃子、今年は聞こえるのかねぇ。


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 で、先日読んだ小野不由美本、『残穢』感想。

残穢残穢
小野 不由美

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 作者本人を思わせる主人公のもとに、読者たちから怪異の実体験談が寄せられ、そのうちの一つに興味をひかれて怪異現象をたどっていくうちに、どんどんと怪奇現象の噂がつながり、広がり、奇怪な最期を遂げる人々が現れる。
 ひとつひとつが不気味な現象だが、主人公は一般的な怪談として納得しようとはせず、冷静にこれらの事象の原因を確かめようとする。
 そして怪奇現象が広がっていく様子を「穢れ」が伝染する、と表現している。
 伝染の原因が『リング』みたいにビデオとか、わかりやすい一つのキーワードではなく、死などの自然現象なのでという避けようのない「穢れ」というものを持ってきているので、はっきりした因果律もつかみにくい。

 さらに淡々と感情を抑えた文章なので、一見主人公は動じていないかのように思えるのだが、逆に言えばあまりの恐怖ゆえにわざと感情移入せずに表現したのかも、という感じもする。
 その文体ゆえにホラーとしての恐怖感はあまり煽られない。
 そして最後の「穢れ」の源にたどりついても、いまひとつ読者側としては納得がしにくい程度の解明であって、最後の最後で盛り上げてくれるはず、という期待も裏切られる。

 けれどもかえってそのことが「穢れ」とは何か、そして「穢れ」をはらうということをかつての日本人がいかに重視していたか、ということが思い出され、ずしりとした読後感を残す。

 第二次世界大戦以前の日本人の考え方や風習を知っているか知らないかで、感想が大きく別れる作品ではないかと思う。ある意味、エンターテイメント小説ではなくて思想の領域に踏み込んだ感じを受けた。
 

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とにかく読む。

 相棒の実家に帰省中、買い出しに行った安売りスーパーで、フラガタのスタッフドオリーブの瓶詰を買った。
 独身時代の大好物。
 自宅の近所では、ここのオリーブは売っていない。よそのメーカーのしか置いていないし、下手するとオリーブの瓶詰自体取り扱いが無かったり致します・・・。

 小さい湯呑みに取り出して、一粒口に入れる。
 きつめの塩加減、酸味とオリーブのやわらかさ、口の中に広がる脂のコク。
 中に詰められた赤パプリカもやわらかくて、舌の上を滑らかに転がる。
 やっぱりここのがおいしい、と思う。

 よそのメーカーのは、オリーブが固かったり、なんか味のバランスが合わなかったりする。
 本音を言えば、ケイパーやアーモンドも詰めてあって、色々な味が楽しめる「カクテル」がお気に入りだったのだが、えー、それを入手できる店を探すのも疲れるし、自分用の一瓶の為に通販利用するのも専業主婦としては間違っている気がします・・・嗜好品だもんね・・・(子供たちはオリーブ嫌い)。

 おいしいモノはおいしい。
 我慢しなきゃいけない時はあるけれど、せっかく手に入れられた場合は惜しみなく愉しみましょう。

 明日の朝はチーズトーストにこれ乗せて食べよう。

 今日は久しぶりの小野不由美の新作を読みました。
 これまた久しぶりに小説を一気に読了したので、脳みそが疲れました。
 ここのところ、エッセイとか新書とか漫画ばっかり、しかも漫画以外は読むのに疲れて途中で投げ出してばかりだったので。

 文章がまだ頭の中に入って来にくい感じがあるけれども、やっぱりこれからも読んで読んで読み続けるのみ。
 それしか、私にできることは無いように思いました。

 オリーブ、おいちぃ。

残穢残穢
小野 不由美

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 小野さん、新境地なのかな?ホラーという意味では怖くなかったけど、読み応えはありました。
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なかさん☆

Author:なかさん☆
鬱病回復途中。更年期障害。
長男自閉症。長女甘えんぼ。
家族総デブ。色々とやばい。


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