透明なこころでありたい

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クイズ:息子の気持ち

 前に『ことばの発達の謎を解く』という本の感想の記事で、息子と娘の言葉の発達の仕方が全然違ったと書きました。
 5歳頃まで単語の羅列や二語文程度、オウム返しで乗り切ってきた息子でしたが、文章をしゃべるようになり始めた当時は、アニメなどのセリフ丸うつし、という形が多かった。
 そして字が読めるようになり、就学前から普通に大人の本(エッセイコミックなど)を読み始めてからはどんどん言葉や言い回しを覚えるようになって、語彙がどんどん増え、親も驚くような言葉をいつのまにか覚えて行きました。

 おかげで今ではところどころたどたどしい言い回しではあるものの、普通に会話ができるのですが。

 問題は。
 息子のしゃべっている言葉の使い方が、私たちが考える使い方とかなりズレておるのです。
 なんといいますか。
 
 「息子の気持ち」→息子の言葉→息子の言葉から私に伝わった「息子の気持ち」

 この言葉の流れの中で、一般的には最初の「息子の気持ち」≒最後の「息子の気持ち」になるべきものですが(だって言葉は人と人との気持ちを伝達する道具であるわけですし)。
 息子との会話で、その等式が成立しない確率がかなり高い(泣)。
 そして息子は「こんなに説明してるのに、どうしてわかってくれないんだ!」と苛立ち、パニクり出す。
 下手に語彙が多くて言い回しが達者な分、周囲に「この子は普通に会話できる」と思われてしまい、この齟齬が大騒ぎのもとになることが多々あるのです。
 

 具体例)先日のスーパーでの親子の会話。

 前日に牛肉を買っていたため、今晩のメニューは牛丼にするか~といいながら家族で買い物。
 父 「そうだ、今日の夕食はハヤシライスもいいなぁ~」ハヤシライスのルーを手に取る。
 息子「やだ、ハヤシライスは食べたくない」
 母 「えー、あんたハヤシライス好きやんか」
 息子「ハヤシライスなんかだいきらい!」

 しょうがないなぁ、じゃあ今日はやめようと言って、陳列棚のコーナーにさしかかると焼肉のたれがセール中。
 父 「焼肉のたれ、もう切れかけてたんじゃない?」
 母 「そうねぇ、買っておくわ」カゴに入れる。
 息子 無言

 コーナーを通過して飲み物の棚にさしかかったあたりで、突然叫ぶ息子。
 息子「やっぱりハヤシライスにしよう!ハヤシライスのルー買って!」
 父母 びっくり。
 母 「あんたさっき絶対ハヤシライス嫌やって言ってたやんか!」
 息子「ハヤシライス、ハヤシライス!」
 母 「だってあんなに嫌がってたのに?なんで?急に食べたくなったの?」
 息子「ちがう!」
 母 「じゃあどうして?」
 この時点で息子何故か怒りで半泣き。様子が普通じゃない。 
 
 さてここで問題です。
 この時息子は、本当はどういう事を親に伝えたかったのでしょうか?
 正解がおわかりの方はどしどしコメントに書きこんで下さい。
 
 ちなみに正解だったとしても賞品も何も出ません(笑)。


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息子は聴く・娘は歌う(だが利害が一致しない)

 最近好きなアーティストがAKBからボカロ、いきものがかり、バンプオブチキン、パフューム、GReeeeNなど随分幅広くなってきた息子。
 懐メロもサザンの「勝手にシンドバッド」とかB’Zの「ウルトラソウル」とかホワイトベリーの「夏祭り」などノリノリなのが好きだったり、そうかと思えば諌山実生の「月のワルツ」にイイ曲だねぇと感心したり。
 クラシックもそれなりに喜んで聞くし、吹奏楽は大好きらしい。
 
 聴覚過敏があって、人ごみの騒音やマイクを通した音声、建物内で反響する物音なんかが大っきらいな癖に、昔から音楽を聴くのは好きだった。
 赤ん坊の頃には、体育座りした私の太ももの上に乗せて、ゆらゆら左右にゆったり揺らしながら子守唄を聞かせてやると、すぐに寝ついたっけ。
 膝の上でちんまり納まって、気持ちよさげに眠りにつく顔を懐かしく思いだす。

 美輪明宏がテレビで「子供にはお母さんの歌う子守唄が一番、子守唄を聞いて育った子はたとえ道を誤ったとしても、必ず自分を立て直すことができる」とやたら勧めていたのと、自分自身高校の頃合唱部に入っていて「将来子供ができた時に子守唄を上手に歌ってあげられるようになりたいな」と思ってたので、生まれる前からお腹の子に聴かせるように歌っていた。

 そして育った息子は。
 きっちりと音階を外さない幼児になった。
 音楽なんか習わせたこともないのに、絶対音感でもあるのかどうか、メロディとリズムを正しく歌う。
 また幼児期の息子の声は女の子みたいにかわいらしい声だったので、たま~に(ごくごくたま~に)歌を歌っているとそれはそれは素晴らしかった(親バカ)。
 初めて歌っていたのはNHKのみんなの歌「しあわせ大福」で♪もちもちあんこがたっぷりふわふわだいふくもち♪としばらく口ずさんでいたが、あまりのかわいらしさ(親バカ)に涙がでそうだった(親バカ)。

 だって3歳児がメロディ通りに歌えるんですよ!子供らしいアレンジも聴き間違いとかも一切無く、耳で覚えたとおりに。
 
 ところがねぇ。
 そんだけ歌が上手なのに、歌ってくれない。
 ここが自閉症のこだわりなのね。
 普通親がほめたら喜んで何度も歌ってくれると思うではないか。
 ダメでした。めったに歌いません。
 さらに、親が自分の知っている曲を鼻歌で歌ってるだけで怒る怒る。大激怒でかんしゃく。
 思うに。
 自分がCDやテレビで聴きおぼえたそのまんまが聞こえてこないと我慢できないらしい。
 声も伴奏も全て。
 めんどくさーーーーーーー。
 つまり息子が大好きなのにも関わらず、歌ってくれなかったのは、たとえメロディが完璧だったとしても、自分の声は原曲の歌手のものと違う、だから気持ち悪い!という心理だったのかな、と思っている。

 ですから成長してこだわりが少し落ち着くまでの数年間、母が歌っていいのは息子が聴いたことがない古い曲と夜寝るときの子守唄だけでした。
 ちょっとでも彼の好きな曲を鼻歌を口にすると叫びながら大激怒でした・・・。

 そういうわけで歌の天才になりそこねた息子でしたが(3年生になった今ではわざとふざけて歌うようになった。それなら自分でふざけているから、という意識で原曲と違っていて当然、という心理的な防御システムが働くのであろう。あくまで私の推測ですが)、一方娘といえば。

 この子も同じように子守唄を聞かせて育てましたが、こっちは真逆で歌うの大好き!に育ちあがりました。
 と、と、ところが!
 元々娘の声質は赤ん坊から乳幼児時代まで、「怪獣」としか表現できないものでした・・・。
 声が低い。
 声がかすれ気味。
 声がでかい。
 義父に「我が家の青江美奈」と呼ばれていた(泣)と言えば、なんとなく察していただけるかと。
 女の子なのに、甘える声とか、全然かわいくない!
 兄ちゃんと声を取りかえられれば・・・と何度思ったことか。

 さらに成長するにつれて、人の話・歌はきかない。
 とにかく考える前に行動してしまう。
 この二点と、音域の狭さ(高い声だせません)が相まって聴くのも悲しいまでの音痴に!!
 ど、どうしてそこで音が下がる!?とずっこけそうになる不気味なメロディ・・・。
 それなのにそれなのに、歌うのが大大大好きな娘・・・。

 ああ兄妹なのに何んという差!!
 なんという運命の皮肉!
 歌ってほしい完璧なメロディと天使の歌声を持つ息子(親バカ)は全く歌ってくれず、頼むから静かにして、聴いてるだけで体調が狂う破壊のメロディを奏でる娘(親バカ補正不可能)は昼夜問わず大音量(マジで声でかい)で歌いまくる。
 もしも、もしも息子と娘の立場が逆ならば、完璧なメロディを聴きたい息子(支援級の上級生女子が歌うのは大好きらしい→彼女も自閉で完璧にメロディを歌う子)は娘の歌声に満足し、歌って褒めてもらいたい娘は息子を聴衆に得て満足するのであろうに・・・。

 だが現実は、妹の歌のあまりのひどさに、聴覚過敏の息子が我慢できるはずもなく、かんしゃくを起こし娘を叩いて泣かせる・・・。
 なんかもうね、地獄絵図でしたよ(今もだけど)。

 自閉症児の才能を伸ばす、とかいっても一筋縄ではいかないもんですね・・・あと、娘の天性のジャイアン並みの破壊力のある音痴っぷりを、本人が自覚し始めてきて劣等感を持ち始めているこの頃。
 どないしたらええんかしらねぇ・・・。

山手線 ♪とうきょうかーんだあきはばらー♪ の、秋葉原へ

 とにもかくにも乗り物大好き!だった息子。
 幼児期はひたすらなトミカへの執着、および普段見かける自動車の車種あて、ナンバープレート読みにこだわっていました。
 やがて興味の対象は一般車両からクレーン車など特殊車両、バス・トラックなどの大型車両へ移り、そこから同時進行的に特急電車を好むようになりました。
 幼稚園の年中だった5歳を過ぎた頃にはすっかり特急車両の図鑑やDVDをひたすら繰り返して見る子供に。
 年長になるとなぜか「うちの三姉妹」のアニメにはまって、原作漫画(アニメバージョンではなくて顔文字など多用されている大人向けのやつ)を読み始めました。

 小学校1年で大人の鉄オタ向け「東京メトロ図鑑」を愛読。アニメの「毎日かあさん」から西原理恵子などのエッセイ漫画にもはまり。
 2年生でアニメの「日常」から萌えアニメに目覚めてしまい(泣)、初音ミクの「千本桜」が一番好きな曲となってミクキャンペーン中のファミマの前を通るたび興奮。
 AKBとPerfumeが出る音楽番組に熱狂するという・・・まさに未来のオタク野郎間違いなし!な少年に仕上がってしまいました。

 3年になって都会を歩くことも好きになり(相棒の実家から東京などへ電車で出かける)、テレビ東京の「アド街」を見ては「秋葉原に行きたい!池袋にも行きたい!中野にも行く!」(ぜんぶオタクがらみ:号泣)と叫ぶように。

 だもんで。
 先日秋分の日三連休、相棒実家に帰省した際に電車に乗って行ってきました東京は秋葉原へ!
 父と母と息子、という変則バージョン。娘は秋葉原にも電車にも興味無しな上、相棒の甥っ子にあたる年下の従弟と遊んでお姉さんぶりたいため不参加。
 母ちゃんは父と子の二人だけにした場合、息子のパニック暴発を心配してついていきました。
 ええとー、母ちゃん自身が都会に行きたかったから、てゆうか母ちゃん自体オタク成分たっぷりだっちゅうのは娘には内緒だ(笑)。

 そう。
 相棒は子供時代から特撮番組やアニメに全く興味ゼロの鉄道オタク。
 私はオタクとまではいかぬが、昔から長距離近距離問わず電車に乗るのが好きでたまらず、駅を歩き回ったり時刻表を見たり、テレビの鉄道特集を見るのを好む鉄分多め女。
 さらに私は育った実家が貧乏でなかったら、おそらくオタクの草分けになっていただろう、当時で言うところのアニメファン(言葉が時代を感じるわね)で、声優の富山敬さんの切り抜きとかを大事に持ってたタイプ。
 ・・・息子は立派に遺伝を証明しているのであった。ぶひ。

 ちなみに四十路近くまで関西人だった私なので、人生二回目の秋葉原でした。
 前に来たのが12年位昔で、マニア向けの電気街からパソコン二次元オタク青年たちの聖地となっていた頃で、メイドカフェとかが出来始めたあたり。女性が少ない街でしたっけ。
 相棒も久しぶりの秋葉原で「み、店が変わってる~」と驚愕。
 肝心の息子はといえば、「なんか建物が全部ぼろくて古い」
 どうやら、息子的には「秋葉原」=いかにもアニメ的な近未来都市なカッコいいビルやら空中回廊があるようなイメージだった模様。なるへそ。
 裏路地を通りかかるとチラシ配りをしているメイドカフェのメイドさんたちとオタクなお兄さんたちがたむろしていて、ちょっと教育上よろしくない感じだし、アニメの店かと入ったらアニメコスプレ専門店だったりして親も困ってしまいました。
 息子はAKBショップに入ってグッズを買った以外、フリマも鉄道模型の店もフィギュアの店も全部「いやだ」と入ろうとしません。うう、あんたのこだわりって面倒くさいわ。 

 結局お昼だけ食べて割と早く秋葉原は撤収。
 ただし、このお昼ごはんが家族三人共に気に行ったので結果オーライ。
 UDXビルのレストラン街の串揚げ屋さんでしたが、1000円で串揚げ8本、ご飯と野菜おかわりできるランチにアイスもついてる。
 大人二人はそれに200円足して豪華なラインナップの9本のにしました。
 みそ汁も漬物もかなりおいしくて、お店の雰囲気も落ち着いていて接客も丁寧でよかったです。
 ていうか、子供連れてこんな雰囲気のお店に来られるようになるとは思わなかった。
 息子は最近高級感のある場所が好きで、そういうお店では落ち着いて静かにしています。
 お得意の手足をひらひらする常同行動とかもしない。ありがたいわ。
 
 で、これだけでは息子の都会熱電車乗りたい熱が落ち着く筈もなく、我々一行は次の街へと向かうのであった。 次回、おかちまちうえのーうぐいすだにーにっぽりにしにっぽりたーばたーこーまごめすーがもおーおつかーいけぶくろ♪へつづく(かもしれない)。


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妹がいて、よかった

 昨日、娘と息子と三人でDVDに録画しておいた「はじめてのおつかい」を見ていた。
 この番組は娘が好きで好きで大好きで、何度も繰り返して見るのでさすがに私と息子はもう飽き飽きしていた。
 で、私は見もせずに洗濯物を取り込んだりして流していたんだけれども、突然息子がぽつりと言った。
 「やっぱりはなちゃんと一緒がいい」
 「ん?」となる私と娘。
 どっかに出かける時の話か?今日はお風呂に一緒に入るっていってるのか?それとも宿題が難しいから妹の宿題と同じのがいいって意味か??
 即座に息子の言葉の真意を推理する母。

 だが、今日のは違った。
 言葉の意味、そのまんまだった。

 「やっぱり、はなちゃんが妹でよかった、って思った」
 なにーーーー!?
 今、君、なんて?なんていいました??ええ???
 「はなちゃんが生まれてきてくれて、家族でいて、いいなって思ったの」
 
 毎日毎日兄妹喧嘩ばっかりして、大騒ぎで「ママー、なんではなちゃんなんか産んだの!はなちゃんなんか要らないのに!」などと暴言を吐き続けてる息子が。

奇跡だ。
 今、わたしは奇跡の言葉を聞いている。
 息子が本気で妹を愛してる、大切に思ってるんだって、自覚したんだ。

 えっと。
 昨日はわたしの世をしのぶ仮の誕生日(ややこしい。意味がわからない人はバニラビーンズさんとるるるさんへのコメントをお読みください)だったのだけれど。

 まさに、神様からの最高のプレゼントをもらった。ありがとうございます。
 真夜中に息子の言葉を思いだして、泣けてしまった。


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ことばの発達の謎を解く

 最近読んでへぇー、と感心させられた本。

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今井 むつみ

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 人が生まれてどのようにして言語を獲得していくのか、という過程を丁寧に解説してくれています。
 私は何んとなくぼんやりと、赤ちゃんが目に見えるものを覚え、それに大人から聞きおぼえた言葉をあてはめていく、という作業の繰り返しなのかと想像していました。
 でも、それじゃあ物の名前は覚えられても、動詞や形容詞の使い分けができるようにはなりませんよね・・・。
 人称の使い分けだってややこしい。
 お母さんが「わたし」っていう時のわたしはお母さんを示すが、子供が覚えて使う「わたし」は子供のこと。
 自分のことを「わたし」と呼ぶんだという、その「自分」の認識って結構高度なものだと思うのですよね。
 自分以外の誰もが、「自分」という人格を持っているのだ、という認知が無ければ、「わたし」という言葉は存在しないのだから。

 ここらへんは、自閉症息子を持つ母親として、息子の言葉の成長過程を見続けてきたから強く思うことなのですが。
 
 本書によると、赤ちゃんは言語獲得のために素晴らしい能力を発揮しているのだそうです。
 私の個人的イメージでは、大人が赤ちゃんに語りかけて言葉を教えてあげる、という感じでしたが、実際の赤ちゃんはもっと貪欲に、そしてシビアな取捨選択を繰り返して言葉を体系的に取り込んでいくのです。

 最初に、まだ胎児の頃から周囲の会話を聞きとって、母国語の音声を聞きわけていきます。
 そして、単語を作る一つ一つの音の単位を見つけるのです。
 これを音素というのだそうです。
 そして生まれたての赤ちゃんは、非常に敏感に、音素の違いを聞き分けられるのだそうです。
 この音素を聞き取り、音の区切りを覚えて単語を認識し、さらに意味のある言葉である単語と、「てにをは」といった助詞などの機能語との差を覚え、それぞれの単語に共通する規則性を探してはじき出していくのだそうです。
 もう読んでいきながら、子供の能力のすごさに感動してしまいます。

 たとえば、小さな子供の言い間違いで「血が出た」というところを「ちががでた」と、がを二度繰り返して言うことがありますが、それは子供が言葉の発音が未熟なせいではないのだそうです。
 日本語の単語の殆どは二音節以上、それに対して機能語である助詞「が、は、を」などは一音節なので、子供はその規則性に従って、「血」だけでは単語としておかしい、「ちが」で「血」という意味なのだと誤解しているからなのだとか。
 同じ意味あいで、「蚊に刺された」を「かににさされた」と間違ってしまうこともある。
 そうそう!うちの娘もよく「かににさされた」は言っていました。舌足らずだわね、と思っていたけど違ったのね!そこまで論理的に考えて使っていたのね、ああ娘は素晴らしい天才だったんだわ・・・いえいえ普通の子はみんな天才です(笑)。

 と、この本に紹介されている過程の多くが娘が言葉を覚えて行く過程にあてはまり、「うんうん、あるある、そうだった!」と思いながら読み進めていったのですが、そう思えば思うほど、息子の言葉の成長過程がまったく当てはまりません(苦笑)。

 言葉の遅れのある自閉症息子のために、今まで「ことば」に関する本は色々読んできました。
 でも大抵は「たくさん語りかけてあげる、たっぷり読み聞かせてあげて言葉が子供の内にたまるのを待つ」という程度のアドバイス的なものばかりでした。

 この本を読んで、痛感しました。
 いわゆる普通の子供たちは、ただ言葉を記憶するだけではなく、大人には考えられない程の高度な能力で、覚えた言葉を認識し、選別し、整理し、論考を繰り返してもっとも適切な場所に言葉を当てはめられるようになっていく。
 一方息子のように、最初の選別と整理の時点でつまづいてしまう子供は、通常の子供の持つ言語体系とは別の形で体系を組み立てていかねばならない。
 別の体系を通っている以上、彼の言葉を一般的な認知で取り上げてしまうと、感情的に重大な齟齬が起こる。

 息子は幸いにも記憶力に優れていました。
 テレビアニメのセリフを抑揚もそのままに繰り返す子供でした。
 普通の子供には必要ない、膨大な記憶から、周囲に通じる言葉を選択し続け、自分の言葉を訂正された場合はそれを丸のみして、ようやく今に至っています。
  
 息子が幼稚園時代、一学年下だった、当時まだ言葉が出なかったお子さんのお母さんに切実に「息子君はどうやって言葉をおぼえたの?(息子は言葉が出だしたら一方的にべらべら垂れ流してしゃべる子供だったので、おしゃべり上手と思われていた)」と訊ねられたことがありました。
 当時は、子供が言葉を覚える際にこれほどの高度な類推を繰り返しているとは思いもよらず、のんきに「そうね~とにかくずっと独り言みたいに話しかけてたっけね~あとは好きなアニメずっと見せてたらセリフを勝手におぼえちゃったね~」などと答えてしまったのですが・・・。

 というわけで、私にとって知的好奇心も満足させられた上に昔日の感情や切なさ、今後への覚悟などさまざまな思いが胸にずん、とくる一冊でした。

 丁寧でわかりやすく、とはいうものの、おバカな私には一読しただけではよくわからないところもあったので、これから何度も読みこんでいこうと思っています。
 

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支援級から支援学校へ

 息子の学校の1学年下で知的支援級在籍の女の子が、来年度から支援学校に転校すると決めたらしい。
 その話しを聞いてから、寂しい風が心の中に吹いている。

 彼女は就学時にも支援学校を勧められていたのだが、両親はずっと地域の学校への進学を希望していた。
 1年の時から保護者面談など折に触れ支援校への転校を勧められていたという。
 しかし、彼女は本当にたくさんの友達に囲まれてがんばっていた。
 がんばりやの彼女のお母さんもまたがんばりやで、幼稚園時代から園や学校のボランティアをやり、PTA委員にもなって、娘を地域に溶け込ませようと活動していた。
 明るい性格のお母さんは支援校への転校を言われるたび「そうですねー、週の前半はこの学校で、残り半分は支援校でっていう位交流ができたら考えますー」と笑いながら返していたそうだ。

 しかし、2年に進級して、彼女の交流級であるクラスが学級崩壊の状態になってしまったという。
 クラスメイトたちが彼女を受けいれる余裕などどこにも無くなり、彼女が受けるストレスは多大なものとなって、帰宅後荒れるようになってしまったのだそうだ。
 親として、我が子にかかるストレスがあまりにしのびなく、学校側からも何も配慮が貰えないことにとうとう覚悟を決めたのだそうだ。

 私自身は、息子の就学の際支援学校を考えていたこともあるし、支援学校での個別指導がより丁寧であるだろうから、彼女の学習能力の向上にも適切であろうとは思う。
 
 しかし。
 彼女は軽度の脳性まひと知的な遅れがあるのだが、みんなと一緒に運動会でかけっこしたい、などという強い気持ちによってそのまひはずいぶんと軽減され、身体障害の方は問題ない程度となった。
 体つきも筋力も見違えるほどしっかりしてきた。
 そして彼女は普通に幼稚園に通ってきて、お友達と遊んだり年下の子の面倒をみたりするのが大好きな、社交的な子なのである。
 「友達と一緒に学びたい」という強い気持ちが彼女をここまで成長させてきたことは間違いない。
 
 あくまで知的遅れの方に照準を合わせて「支援校の方がより手厚い指導と支援が得られる」ということらしいが、教室を飛び出すとか、他害やパニックなどの問題行動もなく、教師の指示に素直に従い、身辺自立もきちんとして周囲に合わせた行動ができる彼女がどうして支援級にいられないのか・・・。
 「せめて3年生まではこの学校に通わせてやりたかったけれど、学校側の理解を得られなかった」という親御さんの悔しい気持ちを思うと切ない。

 一方で、長く地域の学校に通った後に支援校に移った人たちの多くが「もっと早く支援学校に来たかった」と語るという。
 それぞれの子供、障害の程度を知能テストなどで一律にはかるのではなく、その子たちの特性に応じた環境を考えてもらえるようになって欲しい。
 実際、パニックの多いうちの息子にしても他人事ではないのだ。

 田舎の支援校は人数も少なく、子供同士の交流で得られる刺激は少ない。そして学習量の差、というのも大きい。
 支援校では授業の殆どが身辺自立や作業などに充てられる。
 もう少し中間の場所というものが成立できないものだろうか・・・。


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息子が警察に身柄を確保された

 13日の金曜日。
 朝子供たちを見送る際に、「そっかー今日は13日の金曜日・・・不吉だっていうし、学校に迎えに行こうかな」という、妙な予感がふとよぎるも、「まあ大丈夫でしょ」とそのまま送りだした。
 いつも息子に持たせるキッズ携帯の充電が切れていたので、息子には「今日ケータイ無いから落ち着いて帰っておいで~」と声をかけて。
 
 そして時に午後2時すぎ。
 連休が地元の大きな祭りで、交通も不便で買い出ししにくくなるため、今日のうちに買い物すませておこう、と徒歩7分ほどの近所のスーパーへ。
 我が家は小学校から2キロ以上離れていて、子供らは通学に片道50分ほどかかる。
 毎日3時下校なので、帰宅するのは大体いつも3時45分~55分頃。
 余裕で間に合うわねー♪と出かけたのだったが。

 バカな私はすっかり忘れていた。
 その日、息子の通う特別支援級のみ2時20分下校だったということを!

 だが普通なら息子の帰宅前に余裕で帰れるはずだったが。
 あほうな私はなぜかスーパーの前にユニクロに寄ってしまったのである。のんびり安売りされてる娘の夏服やら自分の下着やらをあさって、さらに100円ショップにも寄り路。
 なんだかんだでスーパーに入店したのが2時50分。
 帰宅した時は3時15分ほどだったと思う。
 そして、スーパーからの帰路、私はようやく息子の下校時間を思い出したのである。

 あせって大荷物をぶんまわしながら帰宅。
 息子はいない。
 まだ帰ってないのか、と少しほっとして荷物を片付けて帰りをまつ。
 
 ・・・帰ってこない。
 今日に限ってケータイを持たせていないので連絡が取れない。
 以前近所のコンビニに買い物に行っていて、息子の帰宅に間に合わなかったことがあった。
 その時はケータイで連絡が取れたので「家の前でもう少し待ってて」と指示した。
 もしかして息子は私を探しにコンビニに行ってしまったか?
 そう思い焦ってコンビニに駆け付けるもいなかった。

 私のケータイにも家の電話にもどこからも連絡がない。
 もしかして娘とのんびり帰ってくるかもしれない。
 その可能性にかけて待つことにしたが、4時を回った。娘の帰宅までがいつもより遅い、遅すぎる。
 イヤ~な汗をかきつつ、いてもたってもいられず再び外へ。
 子供らがいつも帰ってくる道の方向をたどる。
 誰も歩いては来ない。
 その時すでに4時10分。これは警察に届けた方がいいのか?と思った時に相棒から電話。
 「どこにいるの!?」
 おこられた。
 「子供たちが帰ってこないから心配で外にいる」
 「息子が迷子になってて警察に保護されたらしい、で小学校に向かってるそうだから至急警察に電話いれて迎えにいって」
 「わかった。でも娘がまだ帰ってきてないからとりあえず娘と会ってから迎えにいくね」
 「えええ、まだ帰ってきてないって!?」
 電話の向こうでパニクる相棒。
 その反対に、息子が警察に保護されてると知って一気に安心するわたし。

 「ああよかった、やれやれ・・・」と道の真ん中で警察署に連絡を入れている最中、「あっママー!」という声が。
 なんと、バイクを押している婦人警官さんと一緒に歩いて来る息子。
 「ママー」と抱きついてきてびえびえ泣きじゃくる息子。おおお、ごめんよごめんよ、ほんとにごめんよぉー。
 しかし142センチのでかい体で幼稚園児みたいに号泣する息子が妙にかわいい。

 ちょうど警察署の担当者と話している最中で状況がまだ呑み込めていなかったので、婦人警官さんに話しを伺うと、やはり私が不在の時に帰宅してきて、もしかしてまたコンビニに買い物に行ったかも?と考えて一人コンビニに向かったらしい。
 そこで私がやっぱりいないので、コンビニを出て大泣きしているところをコンビニ向かいの自動車修理工場の人が見つけて事務所で保護され、そこから警察に通報があったとのこと。

 そう事情を伺っている最中、一番焦っている相棒から再び電話。
 「今息子と会えて、警察の人にお話し聞いてる、娘はまだ帰ってこない」というと、今度は娘のことが心配になり余計に焦り出す相棒。
 「とにかく今から職場を出る、30分ほどで帰るから」と切った瞬間、道の向こうからよったらよったら歩いて来る娘。

 とりあえず息子は工場で保護された後、落ち着いて自分の住所と親の名前は言えたものの、自宅の電話番号や親の携帯番号は覚えていなかった(普段ケータイ持たせているので)ため、警官が何度も自宅に電話したものの入れ違いで私が外に出ていたせいで連絡がとれず、仕方なく小学校に連絡して預かってもらおう、ということになっていたらしい。
 ・・・いや全てが悪い方悪い方へ転んで結果なんだか大ごとになってしまっていた、というわけ。
 途中で運よく出くわして本当にラッキーだった。

 その後婦人警官さんと息子に自閉傾向があるため、パニックになりやすいこと、今後このような問題があった場合はすぐに連絡すること、一番に連絡するのは私のケータイへ(我が家の固定電話の番号は、地域課のお巡りさんの地区巡回の際に教えてありました)などなどを打ち合わせてお礼を言って別れた。
 しばらく話しこんでいたので、その後相棒に連絡したら「えっ!?娘大丈夫なの?あれからすぐに帰ってきたの?めちゃくちゃ心配したのに!」
と、もっと早く教えろとおこられた。ごめん。 
 
 学校に連絡を入れて詫び、一通り泣いたらすっかり落ち着いた息子と娘をつれて保護して下さった工場にお礼に行って、ああ、やれやれ~、と我が家の13日の金曜日は終わりました。
 妙な予感って無視してはいけませぬね。
 
 それと、今後何がなんでも息子にはケータイを持たせること。
 万が一帰宅時私が留守であっても落ち着いて家の前で待つ、トイレが我慢できない、雨など天気が悪い時などは近所のコンビニにいって待つ。
 私はその日の予定を家のカレンダーに必ず書き込みすること。
 娘はさっさと帰ってくること。
 
 以上が我が家のルールとなった。
 ちなみに娘が普段より30分も遅く帰ってきたのは友達が「今日はゆっくり帰ろうよ」というのでだらだらのんびり帰ってきたらしい・・・。
 私のうっかり、息子のケータイ不所持、娘の遅い帰宅の3つが運悪く重なってしまい、多方面を騒がせてしまいました。反省しております。

 ところで、警察の無線のやりとりを横で聞いていたのですが、迷子を保護することも「身柄を確保した」っていうんだ~と、ちょっと衝撃だったのでした。


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明日の紅茶の味

 明日はフォートナム&メイソンのダージリンを飲む。
 シンプルな柄の無いボーンチャイナのマグカップに注いで。
 ダージリンだけど、渋くなってもいいからどっしりと濃い味にして、牛乳たっぷり入れる。
  
 紅茶のお伴にはおいしいケーキを。
 生クリームはあっさりと軽い味の、果物のコンポートがぽかっと乗っかったようなやつ。
 シロップの洋酒の香りはくどくない程度に。
 果物は桃でも洋梨でもいちじくでも。

 明日は。
 窓を開けて、さわやかな季節の風を感じながら。
 ゆっくり紅茶を飲んで。
 ケーキをいただく。
 
 そんな明日がいつ来るかわかんないけど。
 いつかきっと。


 だだだだだってうちの町フォートナム&メイソンの紅茶売ってないもんねーたとえ売ってても買えない(高杉ぃ~)もんねー!!まあ今朝飲んだアーマッドの紅茶も十分おいしいからいいんだけど。
 何年先かわからんが。
 いつか明日はやってくるはず。
 ケーキのイメージは神戸のダニエルで。今もあるのかな?
 
 明日を夢見ながら掃除しよっと。

宿題のもんだい

 月に一度、小学校の支援級に在籍・通級している親でファミレスに集まっている。
 大概メンバーは4~5人程度。
 それぞれの子供の成長に関する不安や愚痴を打ち明け合ったり、学校内の様子の教え合いやら、療育などの情報交換などなど、結構いい感じにガス抜きできる集いなので、大概参加するようにしている。

 その場で「いかに宿題をやらせるのが大変か」という話題が出た。
 うちの息子の場合、とにかくつきっきりで面倒みないとやらない。
 少し私が離れるとあっという間にぐだぐだしてしまう。
 いくつになったら声かけせずに自分からやり始めるようになるのか・・・と思っていたら、どうやらいくつになっても自分からやり始めるようにはならないらしい(爆)。
 
 今日集まったメンツの半分は高学年の子供もちなのだけど、話によるといずれも「どれだけ言っても取りかからない」「できた、といったから喜んで見てみたら、半分以上穴あき(わからない問題を飛ばしてる)だった」「とにかく字を書くのがイヤだから複雑な計算も筆算に起こさずに暗算で解こうとして、いつまでたっても終わらない」「やりなさいと言ったら逃げる」のだそうです・・・orz

ああ・・・やいのやいの言ってようやく宿題にとりかかるのはうちの子だけじゃなかったのか、と安心してしまいました・・・いや、安心してしまっていいのか!?
 息子の場合、わかりきっている得意な問題が宿題だと、ノリノリの時はあっという間に仕上げてしまうのだけれど、慣れない問題はとにかく苦手。手をつけようとしない。
 今日からあまりの出る割り算を習い始めたらしく、もう宿題の半分も解いたら青息吐息。
 結局あきらめて途中でお終い、続きは明日学校でやりなさい、ということになった。
 掛け算は得意だけど、九九を逆算する割り算はまだ解くのに時間がかかる上「あまり」が出てしまうともう「面倒くさい」=「やりたくない」が先立ってしまうらしい。

 漢字の書き取りはもうあきらめてる、イマドキはキーボードで入力する時代だから書けなくてもなんとかなるし、と六年生のママは言ってました。
 うん。確かに。
 どこをとって、どこを捨てるか。
 一般的な子に比べてキャパシティの低い発達障害児たちの親は、毎日迷い悩むことばかりです。
 
 ああしかし、どうやったら宿題から逃げないようになってくれるのか。
 普通級の子に比べて段違いに少ない量なのに。
 娘が褒めてもらいたさにノリノリで宿題仕上げるのと対照的。
 どのアングルから攻めればいいのか難しいわー。


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暗闇のスキャナーってのは大げさだが

 昨夜、いつも夕食前に服用するパキシルを飲むのを忘れてしまった。
 食後に思い出したのだが、「あとで飲もう」と思って再び忘れる。
 そのまま朝が来て家族を送り出したあと。
 どうにもやる気が起きない。ざわざわした感覚が続いて落ち着かない。
 せっかく体調が戻ったというのに、家事も何もできないまま夕方になった。
 で。
 夕食前に理不尽に息子を怒鳴りつけて暴言を吐く。
 きっかけはめちゃめちゃ些細なことで、息子にとってはまさに無茶な言いがかり。
 怒りのあまり息子もパニック。
 わあわあがあがあきぃきぃぎゃあぎゃあ。
 まあ息子は食事を目の前にして(好物のおかずばかりだったせいもあり)割と早く落ち着いた。
 そして私はその時ようやく気付いた。
 昨日パキシルのんでなかったと!

 前に胃腸炎で何も口にできなかった時、2日ほどパキシルも飲めずにいたのだけどその時は他の症状がつらくてあまり影響を感じなかった。
 けれど、3日目あたり胃腸炎が落ち着いたらてきめんに断薬の副作用(頭痛など)があらわれて大急ぎで服薬したっけ。

 今回も頭痛や変な苛立ち(というか物事を落ち着いて考えられない。どうせ~みたいな感じでマイナスな考えしか思い浮かばない)、体のだるさなどがパキーンと出てきた。やっぱりすっかり卒業できるのはまだまだ先なのかな。
 ディックのSF小説「暗闇のスキャナー」で薬物中毒の闇に落ちた人々の地獄が描かれているが、まあ彼らの気持ちが千分の一ほど理解できた気がする・・・たったわずか子供のツメの大きさ位しかないちっちゃな錠剤にここまで精神状態を支配されてるってのが、実に悔しいぜぇ。
 それなりに人生経験積んできたってのに・・・ねぇ・・・。

 勿論息子には真剣に謝りました。許してくれたけど、本当にごめんなさい。


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はじめてのおつかい

 ネットのどこかで「アスペルガー児の精神年齢は七掛けで計算する」という言葉を見かけた。
 そういえば、去年児童相談所で息子の知能検査した際に、知能の遅れは無いものの「社会性、動作性の成長度合いは5歳半程度」と診断されて「やっぱり・・・もう2年生になろうかというのに3歳遅れなのか・・・」とガーン!!となったっけ。
 七掛けで計算したらぴったりだった。
 つまり今9歳の我が息子は幼稚園の年長さんレベル(もしかするとそこまでいきついてない可能性あり)。

 3年生になり、妹が入学してようやく学校まで親無しで通えるようになった息子ですが、どうしても買い物には抵抗を示していました。
 支援学級で行く遠足では、ちゃんと自分でお土産買ってきてるくせに。
 娘の方が先に買い物できるようになりました。
 (とはいえ、まだ自分のほしいお菓子を一つだけ買ってくる程度)
 
 親がやいのやいの言っても、お膳立てしても自分がその気にならなければ頑として行動しない息子なので、「まあ中学に行くようになるまでには・・・」と思ってたのですが。
 先日目の手術をした義父に二人がそれぞれハガキを書いて、近所のコンビニのポストまで出しに行きました。
 はずかしながら、学校に行く以外に二人で外出したのはこれが初めて!(とにかくどこへ行くにも親がついていかないと不安がる)
 最初は「ついてきてー」とぐずぐず言いましたが、徒歩2分程度のご近所なんだからさっさと二人で出しにいってこい!と追い出しました。
 さて、これで自信がついたようで。
 ついに、先日の日曜日、「コンビニにおでんを買いに行く♪」と二人で出掛けていきました!!
 窓から見送ってると、二人仲良く手をつなぎ。
 一応、万一パニックになった時のために相棒がこっそり後をつけていきましたが(お店に迷惑かけたら大変ですから)、自信満々で買い物をすませていたようです。
 ちゃんと自分たちのほしいおでんを注文して買ってきていました。

 ほらー、母ちゃん、あんたはできるって言い続けてたでしょーが。母ちゃんの言った通り、大丈夫だったでしょーが。
 子供の成長過程でごくごく普通のできごと。どっちかといえば、子供が自分から「買い物行く」と言いだすようなささやかなステップ。
 9年かかりました。そして母は世間一般の母ちゃんよりも泣けました・・・。
 やっと、自分一人で行動できる範囲が広がったね。

 ・・・ただ、できれば夏休み中に乗り越えてほしいステップだったな・・・(笑)。

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8月に読んだ本 

2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:2694ページ
ナイス数:68ナイス

こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)感想
林明子さんの絵は本当に優しくて大好きです。 そしてこのお話しは温かい涙がじんわりでてきます。 悲しいとか切ない、というのでは無くて。 大切なもの、大事に思って大好きなものを思うたびに胸が締め付けられてしまうような、あの感覚。 これはいつか孫が産まれたら読み聞かせたい絵本です(それまでボケずにいられれば:苦笑)
読了日:8月30日 著者:林明子
バムとケロのおかいものバムとケロのおかいもの感想
絵本ってのはみんな息が長いねぇ。このシリーズも十数年ほど前、友人が「姪っ子のお気に入りなんだ」と教えてくれたものでした。 シリーズ全部持っていたけれど、製本の綴じが甘くて「にちようび」「そらのたび」「さむいあさ」は壊れてしまった(涙)。 これもそろそろやばそう・・・。 市場の色々なお店やさんが変で楽しい。子供ってお店やさんごっこ大好きだし、そりゃ受ける筈だと思うな。
読了日:8月29日 著者:島田ゆか
うさぎのダンスうさぎのダンス感想
うさぎのダンスにあこがれたたぬきの子。なんとかして自分も仲間に入りたいとあれこれ頑張ります。 ちょっとその努力の方向が違う気もするけど(笑)。 実は私の好みの絵柄では無いのですが、ラストのお月さまの下でおどるシーンはなかなか美しいです。
読了日:8月29日 著者:彩樹かれん
おまえうまそうだな (絵本の時間)おまえうまそうだな (絵本の時間)感想
もうね、最後に一所懸命に走って行くウマソウをみて、母ちゃん泣きました。じわっと泣けてしまうのでした。
読了日:8月28日 著者:宮西達也
発達障害と呼ばないで (幻冬舎新書)発達障害と呼ばないで (幻冬舎新書)感想
なんでもかんでも発達障害にするのよくない!という主張のようだが、なんか著者が頭の中で考えて知識をつなぎあわせたものをつらつら書きならべた、という感じ。 で?結局だから何?という感想。 新しい治験結果や対処方法のセオリーでも!?と期待して手に取ったら、たんにエッセイでした。
読了日:8月28日 著者:岡田尊司
しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)
読了日:8月28日 著者:わかやまけん
しろくまちゃんぱんかいに (こぐまちゃんえほん)しろくまちゃんぱんかいに (こぐまちゃんえほん)
読了日:8月28日 著者:わかやまけん
うちにかえったガラゴうちにかえったガラゴ感想
寒がりのガラゴがおうちに帰ってお風呂に入ろうとすると・・・。 これまたガラゴの家が素敵でお風呂は最高! 大きくてプールみたいでぷかぷか浮いてうとうと眠れて。 ブラシやタオルもうまく収納できてうらやましすぎです。
読了日:8月27日 著者:島田ゆか
バムとケロのもりのこやバムとケロのもりのこや感想
バムとケロシリーズの一番新しい物。 朽ち果てた小屋を丁寧にそうじ、修理して自分たちの秘密基地にしちゃう。 子供も大人もわくわくする発想に、相変わらずたくさんのお菓子がいっぱいで食いしん坊にはたまりません。 ほんとに住み心地よさそうで羨ましい~。
読了日:8月27日 著者:島田ゆか
だるまさんの (かがくいひろしのファーストブック)だるまさんの (かがくいひろしのファーストブック)感想
だるまさんの~め!は! これがインパクトありすぎで泣くか笑うかの境目です(笑)。 娘は最初おびえました。
読了日:8月27日 著者:かがくいひろし
だるまさんがだるまさんが感想
いやもう、だるまさんに手足が生えてる時点でだるまさんやない(笑)! で短い手足のだるまさんもどきがかわいいったらありゃしない(くすくす)。 そんでもってそのだるまさんもどきがつぶれるわのびるわ(爆)。 親子ともども、超お気に入りでした。
読了日:8月27日 著者:かがくいひろし
北原白秋詩集 (新潮文庫)北原白秋詩集 (新潮文庫)感想
曼珠沙華と片恋は中学の頃、一生懸命口ずさんで覚えたっけ。 懐かしいなあー。思いっきり西洋趣味の言葉の羅列があでやかなのはともかく、今時では決して使えない白痴なんて単語などに、戦前の道徳観や価値観を感じて面白い。 しばらく我が家の洗面台の蛇口の水漏れなどをみて「銀の竜牙よりしたたりたる玻璃の珠よ・・・」なーんて浪漫ごっこしてみるのも楽しいかも、と思いつきました。 森茉莉ごっこともいうかも(笑)。
読了日:8月27日 著者:北原白秋
かばんうりのガラゴかばんうりのガラゴ感想
バムケロシリーズの作者の絵本。バムケロのおうちも楽しいけれど、ガラゴのかばんは最高!なんでも出てきて、ベッドにもなって、ドラえもんのポケットみたいです。 昔っから持ち歩ける家に憧れてる私にとっては夢のかばんです。
読了日:8月26日 著者:島田ゆか
わにさんどきっ はいしゃさんどきっ (五味太郎の絵本)わにさんどきっ はいしゃさんどきっ (五味太郎の絵本)感想
わにと歯医者さんがお互いをこわがって・・・同じセリフの繰り返しが楽しい絵本。わにもユーモラスな貌でほんとに面白いです。
読了日:8月26日 著者:五味太郎
きいろいのは ちょうちょ (五味太郎・しかけ絵本 (1))きいろいのは ちょうちょ (五味太郎・しかけ絵本 (1))感想
これは子供より親が面白がって読んだ。 ページをめくると穴が全然ちがうモノに変化している工夫が、すっごいなぁーと感心したので。 肝心の息子はちょうちょ撮りに興味無いどころか昆虫すべて怖い!だったので、あまり食いついてくれなかった。
読了日:8月26日 著者:五味太郎
たべたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)たべたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)感想
このアイディアなかなか思いつけないと思う。 しかも子供は大喜び。 牛の目玉焼き模様はなんとなく目玉焼きのせハンバーグを連想してしまいます。おいしそー♪
読了日:8月25日 著者:五味太郎
きんぎょが にげた (福音館の幼児絵本)きんぎょが にげた (福音館の幼児絵本)感想
きんぎょがどこにかくれてるかあてっこ。 途中で「きんぎょが空飛んでるー」とかツッコミながら読んでました。 最期にたくさんのきんぎょの中から、逃げていたきんぎょはどーれだ?って探すのがお約束。 結構長く楽しんだ絵本でした。、
読了日:8月25日 著者:五味太郎
おんなのことば (童話屋の詩文庫)おんなのことば (童話屋の詩文庫)感想
十代の頃は詩が好きだった。リルケとか宮沢賢治とか意味もわからずに言葉を追いかけ、萩原朔太郎にうっとりしたり。 けれど、この女性のきりりとして簡潔な、そしてずしりと現実の重みを感じさせる言葉選びに、自らの怠惰な日々を恥じた。
読了日:8月25日 著者:茨木のり子
ぞうくんのさんぽ(こどものとも絵本)ぞうくんのさんぽ(こどものとも絵本)感想
動物がみんなかわいい。 こわいはずのわにとかばがほぼ似たような生き物に見えます。 どっぼーんよりも次のみんなおっこちた、の場面の方がなぜか受けてました。 それにしてもぞうくん以外みんなずぼらすぎないか?
読了日:8月23日 著者:なかのひろたか,なかのまさたか
漂流教室 (1) (小学館文庫)漂流教室 (1) (小学館文庫)感想
絵本の引き出しから何が出て来るやら・・・orz しょっぱなからえぐいことこの上ありません。 この漫画が大評判だった時、リアルで小学生だったのですが、ちらっと見たページがグロ全開のシーン(盲腸手術)だったので怖くて怖くて読めませんでした。 全巻読めたのは大人になってからだったという。 さて、1巻読んで無性に続きが読みたいが続きはどこにあるのやらーーー。
読了日:8月23日 著者:楳図かずお
おててがでたよ―くつくつあるけのほん2 (福音館 あかちゃんの絵本)おててがでたよ―くつくつあるけのほん2 (福音館 あかちゃんの絵本)感想
とにかく赤ちゃんがかわいい!さいごにあんよがなかなか出ないところを、なるべくきばって「うーーん、うーーーーん」と読むと次の「すぽん、でたー」の場面で良く笑いました。 おててやあたま、出てきたね、○○のおててはどれかな?などと、たずねてました。 自閉息子が自分のボディイメージをつかむのに良い絵本でした。
読了日:8月23日 著者:林明子
がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)感想
シンプルな赤ちゃんむけ絵本。がたんごとんをリズムを変えて緩急つけたり、早口で何度も繰り返したりすると、息子が大ウケしました。 大きくなってくると、満員なのに猫とネズミがさらに乗る、という下りを面白がったり。単純な絵も小さな子でも絵本に集中できる理由のひとつかな?
読了日:8月23日 著者:安西水丸
ロスト・シングロスト・シング感想
絵本の整理してたらでてきた。あら嬉しい♪ その際に息子がパニック。 もうこの絵本がある、というだけで引き出しを開けるのを拒絶して大騒ぎ。相変わらずすごい記憶力だなぁ。 最初は普通に読んでいたのに、迷子(ロストシング)がガラクタ管理局に連れて行かれる下りに恐怖を感じたらしい。初読以来もうこの絵本が視界に入るのすら嫌がってました。 もちろん母ちゃんはこういうシュールな寂しい雰囲気の絵本が大好物です。 とりあえず別部屋に避難させました。
読了日:8月23日 著者:ショーンタン
とりかえっこ (絵本のせかい 21)とりかえっこ (絵本のせかい 21)感想
シンプルで面白い絵本。散歩にでかけたひよこが出あう動物たちと次々鳴き声をとりかえっこしていくお話し。 とりかえっこした後に、驚いている周囲の動物たちの反応を想像して、即興でセリフにしてやると子供たちは大笑い。寝かしつけ絵本には向かなかった(笑)。
読了日:8月22日 著者:さとうわきこ
でんしゃでいこうでんしゃでかえろうでんしゃでいこうでんしゃでかえろう感想
これはなかなかの良いアイディア。 電車好きな息子のために購入したのだけれど、トンネルの出口から見える風景から次の景色を想像させてみたり、反対から読み返してみたりできて楽しく、娘にも大ウケ。子供たちは飽きずに楽しんでました。
読了日:8月22日 著者:間瀬なおかた
親子アスペルガー―ちょっと脳のタイプが違います親子アスペルガー―ちょっと脳のタイプが違います感想
この本で語られるアスペルガーの実際が、息子に当てはまりすぎます。 それにしてもお母さんは自分が子供の気持ちが良くわかるせいか説明が大変上手。 わたしゃ息子への対応に四苦八苦で日々疲労困憊します。 問題への具体的な対処例が実に参考になる有難い本でした。 ついつい息子を叱ってしまうんですよね・・・だからか最近癇癪増えたし・・・反省。
読了日:8月22日 著者:兼田絢未
うしろにいるのだあれうしろにいるのだあれ感想
これ流行したし面白いと思ったのだけど、息子は殆ど反応せず。たぶん自閉の彼にはわかりにくかったのだと思う。で結局読み聞かせをあまりしなかったから、娘の反応はおぼえていない。
読了日:8月21日 著者:ふくだとしお
なつのおとずれ (PHPわたしのえほんシリーズ)なつのおとずれ (PHPわたしのえほんシリーズ)感想
かがくいひろしさんの絵本は、なんというか読み聞かせがいがあります。 子供が喜ぶシチュエーションやセリフの数々、我が家の子供たちには大ウケでした。大人が読んでも勿論楽しい絵本です。 あー、しかし現実の夏はこんなに愉しくないわぁ・・・あっつー。
読了日:8月21日 著者:かがくいひろし
ぐうぐうぐう (日本の創作絵本)ぐうぐうぐう (日本の創作絵本)感想
ミキハウス等のメロディ絵本の次に、息子のために買った本。 生後6か月だったかなぁ、読み聞かせを始めた最初の絵本。 赤ん坊の頃はじっと絵を見つめてたっけ。 これで五味さんの絵本が好きになり、本屋に行けば五味さんのを選んでましたっけ。 この子の色彩感覚のセンスいい!と思った親バカでした(笑)。 母は何事にも動じずのんびり寝ているくじらが大好きです。 4歳くらいまでよく読んでやってました。 息子は飛行機が落ちてからヘリが救助に来る一連の流れが面白かったようでけらけら笑ってたなぁ。
読了日:8月20日 著者:五味太郎
おばけのバーバパパおばけのバーバパパ感想
只今子供の絵本整理中。 キャラクター商品で人気のバーバパパ。私の幼少期にはまだ流行してなかったので、原作絵本は知らなかった。 かわいくてやさしい性格なのね。フランスらしいおしゃれな絵柄でした。 バーバパパが活躍してから、大人が掌返しちゃうあたりいかにもおフランスな感じがいたしました(偏見?)。 うーん、これもまた処分しがたい。ぐぬぬ。
読了日:8月20日 著者:アネット=チゾン,タラス=テイラー
おばけのてんぷら (絵本のひろば 29)おばけのてんぷら (絵本のひろば 29)感想
そろそろ子供が小さかった頃の絵本を処分・・・と思ってるけど、思い出と共になかなか整理できません。 これは揚げたてのてんぷらが大変においしそうなのでたまらん。 おばけがもしもてんぷらになってたとしたら、なんとなく白身の魚・・・キスとかアナゴとか・・・な味のような気がします。おいしそう。じゅるる。
読了日:8月19日 著者:せなけいこ
若おかみは小学生! 花の湯温泉ストーリー(1) (講談社青い鳥文庫)若おかみは小学生! 花の湯温泉ストーリー(1) (講談社青い鳥文庫)感想
息子の本。黒魔女さんシリーズが読みたくて、最新刊を買ったついでに購入。で、黒魔女さんより面白かったそうな。 児童向けで読みやすく、物語にメリハリがあり面白い。 なにより頑張る主人公と、彼女をサポートするガーディアンの関係がなかなか魅力的。娘がもう少し大きくなったらぜひ読ませたい。
読了日:8月19日 著者:令丈ヒロ子
殺人鬼フジコの衝動 限定版 【徳間文庫】殺人鬼フジコの衝動 限定版 【徳間文庫】感想
えぐい描写のてんこもり。だけど凄惨さが今一つ感じられない。 ラストミステリーっぽく仕掛けてあったけど、真犯人がそんなところ、ってのは読みながら想像ついたし。ふーんって感想しかありません。 なんだろうね、主人公に全く魅力が無いのがいけないのかな。
読了日:8月18日 著者:真梨幸子
進撃の巨人(11) (講談社コミックス)進撃の巨人(11) (講談社コミックス)感想
ユミルさん!「せー」って何ですか!?「せー」が気になって気になってジタバタしてしまいますがな!!
読了日:8月9日 著者:諫山創

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なかさん☆

Author:なかさん☆
鬱病回復途中。更年期障害。
長男自閉症。長女甘えんぼ。
家族総デブ。色々とやばい。


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