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透明なこころでありたい

私は病んでいる

 昨日の朝日新聞の朝刊に、「ギャンブル依存症」について精神科医で作家である帚木蓬生氏の文章が掲載されていた。
 「ギャンブルにはまって、消費者金融に手を出して生活が破綻している人たちは、立派な病気である」
とのこと。
 賭け事に熱中して、家族や友人知人に多大な迷惑をかけ、それでもやめることができず借金を重ねている状態は、すでに治療対象となる病気であり、本人の意思だけで抜け出すことはできないのだそうだ。
 
 その記事を読んで私は、「ああ、自分も病気なんだ」と思った。
 いや別に私はギャンブルにはまってはいない。
 私の問題は、汚部屋である。
 家の中を片付けられない。

 片付かないごたごたした状態が気にならないのではない。
 母が几帳面で整理整頓、掃除好きだったので、実家は狭くて物が多いにも関わらず、いつもきちんとしていた。
 子どもの頃、友人宅に遊びに行くと「散らかってるな」という印象を良く抱いたものだ。
 だから今の自分の家の汚さ、雑然とした散らかり具合には嫌悪感を感じ、外から帰宅した時など、心底イライラする。
 そして「片付けなきゃ!物を捨てなきゃ!掃除しなきゃ!」と思い立つのはいいが、役に立ちそうな実用書を購入したり、ファイルやクリアケースを購入したりするだけで、全然部屋はキレイにならない。
 流し台周りを片付けて磨き、ダイニングテーブルの上を片付け、たんすの前に置かれた洗濯物をたたんでしまって、「さあ明日からこの状態を保って少しずつ片付いた場所を増やそう」と誓っても、数日経てば元の木阿弥どころかさらなる酷い状態に陥ってしまう・・・。
 
 片付けの方法は本を読み、母や整理上手な友人などのやり方を見て知っている。
 散らかった部屋は好きではない。
 合理的に時間や空間を有効活用したいと思っている。
 仕事場ではそれなりにきちんとしていた。
 親戚宅や友人宅などではテキパキ片付けて回り、「几帳面ね」と評される。
 掃除自体はキライではなく、好きな方だと思う。
 以上の自己分析から鑑みても、私の矛盾した状態は異常だとしかいいようが無い。

 なにせ「小さい子どもが二人いるから散らかってるの」というレベルをはるか遠く1000マイル離れてる汚部屋である。
 なんでダイニングテーブルの上にレシートの束と新聞と重要書類とチビ用のDVD(中身だけ)が重なりあい、その脇にふりかけの袋と綿棒とレトルトのパスタソースと生理用ナプキンが置いてあるのか。
 我が家の構造上、玄関をあけたらダイニングキッチンが丸見えなのに・・・最低である。

 そう思っていたところに、TBSの『R30』という番組をみていた相棒が「片付けられない女の特集を今やってたよ」と言う。
 精神科医の香山リカ氏が出演して、いわゆる「片付けられない女」の問題について語っていたそうだ。
 いわく、「片付けられない人たちは、精神面での問題を抱えている」のだそうだ。
 自宅を汚部屋にしてしまう人のうちの多くが、「片付けようとして整理や掃除のマニュアル本や特集雑誌を買い込む」「片付けようと一念発起しても続かない」「職場ではきちんとしている」「家族を喪うなどの精神的な痛手を負っている」そうなのだ。
 ・・・まさにどんぴしゃ!あてはまることばかりである・・・。

 多くは幼年期というよりも最近の精神的ショックに起因し、そのショックを真正面から受け止めて心をいやしていくのではなく、ショックそのものに耐えられず心が「見ないふり」を決め込んで精神の平衡を保とうとしている為らしい。
 我が家の悲惨な状態も、思えば私の初めての妊娠と母の認知症発症が重なった頃から始まっている・・・。

 カウンセリングを受けて回復していく人もいれば、なかなか根が深くて難しい人、自分自身で気づき、心の中の「見ないふり」をやめることができた人、家族の言葉がきっかけで片付けられるようになった人、さまざまなようである。

 私も一度、根本のところから自覚してこの問題に立ち向かわないとなるまい。
 「ちょっとずつでもやればいつかは片付けられるはず」というやりかたでは、私の場合は救われないようだ。
 どうすればいいのか少し真剣に考えてみなければ。

 元々実家にいるときも、母との葛藤で、整理整頓ということにはあえて心を向けないようにし、妄想ばかりしていた。
 なぜならば、几帳面で完ぺき主義だった母は全てにおいて「自分のやりかた」を私に強要し、私が自分なりに考えたやりかたは全て否定しこきおろしてきたからだ。
 私が夢見る自分のスペースのアイディアはことごとく拒絶され、バカにされた。
 そして私は妄想に走ってしまうようになった。
 広告の間取り図をながめて「将来こんな部屋に住んだらここにこんな家具を入れて~」といった、取らぬ狸の皮算用。 
 だがそれなら結婚を機に、少しはなんとかできるはずだった・・・。

 私の病んだ根っこの部分。
 それは母親への反発にみえて実は母親依存だったということなのか?

 
  
 

 
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鬱病回復途中。更年期障害。
長男自閉症。長女甘えんぼ。
家族総デブ。色々とやばい。


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